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2015年10月09日

浅野川の環境を守る会

浅野川上流域視察研修会

 「浅野川の環境を守る会」は、10月8日(木)浅野川の朝霧橋〜板ヶ谷町までの間で大雨による増水時などの際、問題が発生すると思われる4箇所を視察しました。視察後、懇談会を開き意見交換を行いました。

  • 「田上放水路」の犀川への分流ためのトンネル方水路手前に土砂が堆積していたり流木がかかったりしており、放水時に円滑な分流に支障があるのではないか。

 田上放水路 「田上放水路」を視察る参加者

  • 「東市瀬町隧道」でも隧道手前に流木や灌木が繁茂していたりして増水時には問題ではないか。

  いつ頃掘られたかもわからない隧道

  • 「北袋町崩落個所」はH20年7月28日の浅野川洪水のときにできた崩落現場。ブロックや蛇籠で養生処置が施されてはいるが、降雨時には今でも崖崩れが起きる危険性がある。

  崖の上には民家が数件ある

視察の最後は、板ヶ谷町にある「北川物産湯涌砕石工場」でした。視察時には、削り取られた砕石などを運ぶダンプカーが行き来していましたが、採石した土砂を砕石などの製品にするプラントは稼働していませんでした。

  北川物産採石工場で説明を聞く

  視察後の意見交換

  

「浅野川の環境を守る会」とは。

この会は、昨年度まで「浅野川改修促進同盟会」と称して活動してきました。H26年に「田上放水路」などが完成し、改修工事が一応完了したため、「同盟会」を解散し、改めて「守る会」と改称して今年度から再スタートしました。会は浅野川流域沿岸の校下・地区町会連合会と用水土地改良区の16団体で構成されています。今回は13校下・地区代表が参加しました。    

 

  

投稿者:cyourenat 13:53| 馬場校下町会連合会